令和4年第5回西原町議会臨時会は、2022年6月27日に開催され、議案の審議が行われた。
今回の会議では、主に工事請負契約および一般会計補正予算の議案についての審議があった。議長の大城好弘氏が会議を開会し、会期の決定が行われると、日程に沿って議案が順次審議された。
最初に、工事請負契約に関する議案第40号が取り上げられた。この工事は、町立小中学校のトイレ改修工事で、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を活用するものであり、合計で188の便器や86枚のトイレドアの取替えが予定されている。副町長の小橋川健次氏は、この契約が株式会社琉建工業と有限会社同志建設工業によるもので、落札金額は1億2749万円であると述べた。
次に、議案第41号として、令和4年度西原町一般会計補正予算が提案された。この補正は、主に新型コロナウイルス感染症対応として、原油価格や物価の高騰に対する緊急対策事業に充てられる。歳入歳出予算はそれぞれ1億1973万9000円追加され、最終的な予算額は130億7062万1000円となる。
討論なしのなか、両議案は原案の通り可決された。議事は予定通り進行し、議長の指名により、議決された内容の整理が議長に委任される形で、閉会となった。