令和3年12月22日、臨時の西原町議会が開かれた。
本会議では、あらたに一般会計補正予算が審議された。
議長の大城好弘氏は、議事日程を進め、まず議録署名議員の指名が行われた。
次に会期の決定がなされ、本臨時会は本日限りで終了することが確認された。
議案第69号で提案された令和3年度一般会計補正予算について、副町長の小橋川健次氏が詳細に説明した。今回の補正では、歳入歳出予算にそれぞれ3億5287万7000円を追加し、総額を138億6771万8000円に改定するというものである。この補正の主な内容には、児童福祉に関する国庫補助金の増額が含まれており、特に子育て世帯への臨時特別給付金に充てるためのものである。
質疑応答において、前里光信議員は給付方法について質問を投げかけた。小橋川副町長は、年内に1人あたり10万円の給付が行われる予定であり、支給対象者は18歳未満の児童であると回答した。特に児童手当を手続きしている家庭においては、その口座に直接振り込むこととし、高校生を持つ世帯には別途手続きが必要になることを強調した。
こども課の山城宏達課長は、対象となる年齢と手続きの詳細についても言及した。申請の締切など具体的な日程は今後詰めていくとのことで、各世帯に対する通知の早急な実施が求められている。議場では、申請に関する不明点や周知方法についても議論が続けられた。
質疑が終わると、議案第69号は原案の通り可決され、議長は本日の会議を終了する旨を告げた。これにより、令和3年第9回西原町議会臨時会は無事に閉会した。