令和2年9月29日、西原町議会定例会が開かれ、主に新型コロナウイルス感染症対策と保育行政に関する一般質問が行われた。この日は、多くの議員が参加し、重要な課題に対する質問が相次いだ。
特に6番儀間駿太郎議員は、新型コロナウイルス感染症対策について、役場の窓口対応や町施設の閉館の効果について尋ねた。総務部長の與那嶺剛氏は、役場では入り口に体調不良の方への再来庁の促しや、消毒液の設置、消毒作業を実施していると説明した。さらに、職員の毎朝の検温やマスク着用も徹底されていることが強調された。
一般質問では、待機児童問題や保育士不足についても言及された。福祉部長の小橋川健次氏は、4月1日現在で待機児童が63人であることを説明し、それに対する解消策として第2期子ども・子育て支援計画について言及した。具体的には、保育士の確保や補助制度の強化が示された。また、保育士への支援についても議論が交わされた。
また、今回の会議では町長選挙の結果についても触れられた。大城純孝議員が町長の考えを問いかけ、上間明町長は、低投票率の理由としてコロナ禍の影響や選挙疲れを挙げた。彼の任期満了を前に、これまでの業績や今後の展望についても言及された。