令和2年7月14日、西原町議会臨時会が開かれた。
今回は6件の議題があり、特に工事請負契約に関する議案が注目された。
議案第46号では、西原町農水産物流通・加工・観光拠点施設の新築工事に関する契約締結が提案された。
建設部長の玉那覇満彦氏は、「この工事は沖縄振興特別推進市町村交付金によるもので、入札結果として株式会社照正組と有限会社明生建設が選ばれた」と説明した。
契約金額は1億2342万円で、工期は令和2年11月16日の完了を目指している。
同部長は、工事内容として外構工事やチャレンジショップの建設を挙げ、具体的な工事内容を詳細に述べた。
この議案に対して、質疑も活発に行われ、真栄城哲議員は排水対策について質問した。
産業観光課長の呉屋邦広氏は、設計図に基づき雨水処理の容量を確保していると答えた。
質疑の後、議案は委員会付託を省略され、原案通り可決された。
次に、議案第47号の西原町税条例の一部改正について議論が行われた。
総務部長の與那嶺剛氏は、地方税法改正に伴う必要な改正内容を説明し、特に中小企業を支援する特例措置が含まれていることを強調した。
こちらも質疑を省略し、原案通りで可決された。
最後に、令和2年度一般会計補正予算に関する議案第48号が提案され、緊急支援や新型コロナウイルス対策に関連した予算が説明された。
通例通り質疑もなく、原案は可決され、臨時会はすべての議題を終了した。