令和2年12月9日、西原町議会の定例会が開催された。
今回の議題には、町長の公約やハラスメント防止についての取り組み、さらに新たにオープンする「西原さわふじマルシェ」の運営に関する詳細が盛り込まれた。特に、マルシェに関しては、コロナ対策を講じた上でのオープンイベントが予定されており、町の農産物を中心とした魅力的な商品が多数揃うことが期待される。町長は「安全面には万全を期し、地域の皆さまに来ていただけるよう準備を進めている」とのこと。
また、議長である大城好弘氏は、安全なイベントの実施を強調し、事前に検温を行うことや、入場者数の制限を設ける方針を示した。新型コロナウイルスの影響を受けて、各議員からも声が上がり、開催に向けた注意点や対策が話し合われた。今回のイベントの成功は、地元農家への支援ともなり、地域振興にも寄与することが期待されている。
さらに、町長の公約においては、平和行政が重要視されており、沖縄の未来に向けてしっかりとした発信を行っていく姿勢が示された。町外居住者の職員に対しても、ふるさと納税への呼びかけを行い、町の活性化を図る意向が示された。
ハラスメント防止についても、新たに整備された規則に基づいた職場環境の整備が求められており、相談窓口の設置や情報提供が行われることが確認された。議員たちは、その取り組みの透明性と実効性を確保するための方策についても質疑を行い、実効的な運用を求めた。