令和4年第1回西原町議会臨時会が、1月24日午前10時より西原町議会議事堂で開会した。
議長の大城好弘氏が会議を宣言し、出席議員の指名から始まりました。
最初に9番の伊計裕子議員と11番の平良正行議員が会議録署名議員に指名されました。
次に、会期の決定が行われ、本臨時会は1月24日の1日限りとすることが異議なく決定されました。
続いて、議案第1号・令和3年度西原町一般会計補正予算についての審議が行われました。
副町長の小橋川健次氏が提案理由を説明し、補正予算によって歳入歳出それぞれに9億5,067万円を追加すると述べました。
歳入についての変更では、普通交付税の追加により2億8,824万5,000円が増額され、また特別給付金に7億3,711万2,000円を充てることが提案されました。
歳出については、様々なプロジェクトに向けた増額が図られ、住民への支援を重視していることが強調されました。
質疑応答では、前里光信議員が非課税世帯への給付金について質問し、福祉保険課長の新川真哉氏が約5,000世帯を見込んでいると回答しました。
さらに、真栄城哲議員はフードバンク事業への予算についてその手薄さを指摘し、費用の再調整を提案しました。
福祉保険課長は、必要に応じて補正を行う意向を示しました。
最後に議案第1号は、討論なしで原案通り可決され、当日の全日程が終了しました。
この臨時会は、地域住民への経済的支援が重点的に扱われたことが特徴として挙げられます。