令和2年第8回西原町議会臨時会が、11月27日午前10時に西原町議会議事堂で開会された。
議長の大城好弘氏は、本日の会議を開く旨を伝えた後、各議案の審議に進んだ。
まず、最初の議案として、会議録署名議員の指名が行われ、5番宮里芳男議員と6番儀間駿太郎議員が選ばれた。
次に、第2の議題として会期決定についてが議論され、本臨時会の会期は1日限りとすることに異議がないと確認された。
続いて、議案第58号の運玉森「平和学習広場」の区域外設置についてが提案された。
副町長の小橋川健次氏は、本案について与那原町との協議に基づくものであると説明し、質疑はなく終了した。
この議案は原案の通り可決された。
次に、第59号議案の工事請負契約締結について(津花波・上原線擁壁設置等工事)も提案された。
この工事は、津花波・上原線沿いの擁壁設置工事であり、株式会社大興鋼業が9,185万円で落札したとされる。各議員からの質疑も行われ、辞退した業者の理由などが説明された後、原案どおり可決された。
さらに、第60号議案の小波津川5号車道橋上部工工事についても審議された。
落札者は金秀建設株式会社で、8,338万円で契約された。質疑の中で過去の業者選定の基準についてや工事の内容が詳しく問われた。結果、原案は可決された。
最後に議案第61号、動産の取得について(サーマルカメラ設置事業備品購入)が紹介された。
新型コロナウイルスに関連した事業として、赤外線カメラ等を822万8千円で購入することが決まった。これに対しても質疑があり、特に設置場所と実効性についての意見が交わされた。
議案がすべて可決されたのち、議会は本日の議題を終了し、午前11時に閉会の宣告を行った。