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西原町議会、令和2年度決算問題を審議

西原町の令和2年度各会計決算について議会で審議し、決算審査特別委員会への付託が決定した。
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令和3年第6回西原町議会定例会が9月13日、開催された。

この日は、令和2年度の各会計決算に関する重要な議案が審議された。

主な議題は、令和2年度西原町一般会計歳入歳出決算の認定についてである。

副町長である小橋川健次氏は、歳入が前年に対して35.1%増の176億4,734万円に達したと報告。

その中で、国庫支出金が43億円増加したことが特に注目される。

また、歳出についても言及があり、実質残額は約4億7,243万円で、翌年度繰越財源を除いた実質収支は4億3,184万円と報告。

膨らむ医療費に対して歳入確保を進める必要性が強調された。

この議案に対しては、18名の委員で構成する決算審査特別委員会が設置され、審査に付託されることが決定されている。

次に、令和2年度西原町国民健康保険特別会計の決算認定についても審議された。

小橋川副町長は、収入済額が前年より8,283万円増の40億6,938万円と述べた。

予算現額に対する収入率は78.8%であったが、各種負担金や交付金が不足していることが懸念材料とされている。

さらに、後期高齢者医療特別会計の歳入についても説明され、信頼性が求められる中、歳出が約91%の執行率での状況であったと報告された。

加えて、土地区画整理事業特別会計と下水道事業会計、また水道事業会計に関しても、それぞれ歳入・歳出の概要が示された。

各部長が詳細な説明を行い、特に水道事業においては、年度末の給水人口が増加した事や、経営状況について注目を集めている。

議会は、各議題について質疑応答も行ったが、特に大きな異議は無く、各議案は決算審査特別委員会に付託されることで合意された。

今後、各委員会で詳細な審査が行われる見込みであり、町の財政状況に対する透明性が求められている。

この日の議会は午前10時に開会し、午前10時49分には散会した。

議会開催日
議会名令和3年9月西原町議会定例会
議事録
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