西原町議会は令和2年第1回定例会で、様々な議題が議論された。特に一般質問では、仲松 勤議員が土地区画整理事業と新型コロナウイルス対応について提言を行った。その結果、事業進捗や各種施策の実施について具体的な回答があった。
仲松議員は土地区画整理事業について、数多くの質問を投げかけた。議員は、「西地区区画整理事業については、多くの地権者からの要望がある」とし、その進捗を確認する重要性を述べた。また、事業に伴う固定資産税の扱いや、仮換地の指定についても詳細を求めた。
建設部長の玉那覇満彦氏は、仮換地指定の日付やその面積についてのデータを提供し、具体的数値で説明した。仮換地の適用範囲の要望に対しては、「当該地区での使用収益が可能なタイミングを事前に確認して進める」との見解を示した。特に、仮換地指定による影響についての懸念には、減免措置についても触れ、他市町村との比較を通じた政策の見直しが必要であると強調した。
さらに、仲松議員は新型コロナウイルスに対応する中で、年間を通じた教育方針や授業の継続性についても質問した。特に、学習の遅れを取り戻すための取り組みが求められる中、教育委員会は新学年に向けた具体的な施策を述べ、「各学校での回復計画を今後もサポートする」と言及した。
最後に、長浜ひろみ議員が地域文化の振興に寄与する事業として、琉球舞踊鑑賞会の復活を提案した。議会内では様々な意見が飛び交い、西原町の文化的豊かさ期待されている。このように、本定例会では地域発展に向けた提案や意見が多岐にわたって取り上げられ、町の今後の方針に影響を与える結果となった。