中城村は、令和5年1月26日に臨時議会を開催し、重要な議案を審議した。
この会議では、田中翔子氏が提案した令和4年度中城村一般会計補正予算(第8号)が議題として取り上げられた。特に、出産・子育て応援交付金に関する提案が注目を集めた。こども課長の比嘉昌子氏は、この予算が約1,850万円を見込み、今後も継続して支給されることを説明した。
また、補正予算に伴い、妊娠届や出生届の手続き方法についても質疑が行われた。比嘉麻乃議員は、保健師の確保が不十分ではないかと指摘し、比嘉昌子氏がそれに応じて、会計年度任用職員を計上し確保する考えを示した。出産後の手続きや転入者への対応についても説明があり、スムーズな申請が期待される。
次に、「子ども第三の居場所」新築工事の請負契約が提案された。村長の浜田京介氏が契約理由を説明し、工期の変更があったことが議論された。比嘉麻乃議員は、工事の遅れについての理由を確認し、工期は8月を予定しているが、工事の進捗状況には注意を払う必要があると強調した。
工事の詳細や公園の維持管理に関する質問も上がり、比嘉昌子氏は情報周知の重要性を認めた。議長の伊佐則勝氏は、すべての議案を原案通りで可決することを宣言し、臨時会を閉会した。次回の議会でも、村民のニーズに対する真摯な対応が期待される。