令和6年第3回中城村議会定例会が、3月4日に招集され、重要な議案が審議された。
中でも、一般質問として新垣貞則議員が、防災やスポーツ振興に関する意見を述べた。
具体的には、自主防災組織の普及を促進し、地域住民の防災意識向上が必要であると強調した。
また、災害時の避難道路整備の計画についても言及された。
村長の浜田京介氏は、令和6年度中城村一般会計予算など、多くの議案を提案した。
会議では特に、財政運営を通じて村民の福祉を向上させるべく努力していく方針が確認された。
議案第20号に関しては、一般会計予算が原案通り可決された。
さらに、オスプレイ飛行再開に反対する意見書が、大城常良議員から提出され、全会一致で承認された。
この意見書は、住民の安全を守るため、飛行の中止を求めるものであり、与党と野党が一致団結して対処する姿勢を見せた。
新垣善功議員は、直接の意見書の提出を提案し、その方法についての質疑が交わされた。
「内閣総理大臣に郵送するだけでなく、県内の関係機関にも直接届けることが重要である」と強調した。
その結果、今後は直接手交することも検討する意向が示された。
続いて、発議第2号に関連して、議員派遣の要請も行われた。
これにより、議会の活動が地域社会においても活発化することが期待されている。