令和4年3月4日、中城村で開催された第3回定例会では、重要な議事項目が多数取り上げられた。
議会は午前10時に開会し、初めに会議録署名議員として伊佐則勝議員と新垣善功議員が指名された。
続いて会期の決定に関する提案が行われ、「本定例会の会期は本日3月4日から3月25日の22日間」とされ、全議員の異議なしで承認された。
次に諸報告が行われ、昨年12月から本年3月にかけた経過報告や、陳情の処理についての詳細が説明された。特に、「県立中部病院の医療体制強化」を求める請願書については、文教社会常任委員会に付託されることが強調された。
浜田京介村長による行政報告では、新型コロナワクチン接種についての進捗状況が述べられ、 「令和4年2月末のワクチン接種率は約70%である」との意義深い数字が示された。
さらに、ブライダル支援事業の開始について、村民に約10万円の助成が行われると説明した。
また、育児休業中の保育施設利用時間見直しや、住民税非課税世帯に対する特別給付金の支給についても言及された。
次に、令和4年度施政方針に関する詳細な説明が行われた。浜田村長は、「新型コロナウイルスの影響を受けた村民の生活支援に全力を尽くす」と述べ、今後の施策や予算案に対する理解を求める姿勢を見せた。
特に、38の議案において、令和4年度一般会計予算が965,763万円を予定され、住民福祉向上のために幅広く配分されることが期待されている。
この他にも、公共事業や新たなまちづくりに関する議案が続々と提起され、市民の生活向上に直結する多くの案件が審議の対象となった。
このように、今回の中城村議会での活動は、地域住民への配慮が一層強化され、今後の運営における透明性や公正さの確保に努められることが期待される。