令和4年3月4日、中城村議会の第3回定例会が開催され、12件の議案が審議されました。重要な議題として、「中城村課設置条例の一部改正」が挙げられ、賛成と反対から様々な意見が寄せられました。
この課の設置は、中学校移転事業及び商業施設誘致に特化した業務を強化する目的があります。新垣 修議員は、中学校移転に伴う計画が不明瞭な中で、業務の実施が難しいのではないかとの見解を示しました。
それに対し、賛成の意見を交わした金城 章議員は、機動力のある課を設置する必要性を強調しました。村長は、この設置を通じて村民のニーズに応えると述べました。しかし、懸念として、業務内容があまり明瞭でない点や、他課との干渉がある点が指摘されました。
続いて、令和4年度一般会計予算が審議され、新垣 修議員が提出した修正案が討論を呼びました。新垣議員は、予算に対して経済的な支援の公平性や効果を疑問視し、全カップルに平等に助成を行うべきと祈念しましたが、議会の賛同を得ることはできませんでした。
また、請願書では県立中部病院の医療体制強化が求められ、関連した意見書についても議論が重ねられました。ここでも意見が一致した点は健康保険特別会計予算の重要性が再確認されたことです。
このように、様々な議題を通じて、議員間での活発な討論が行われました。議会はその後、すべての議案について可決し、本定例会は無事に閉会しました。