令和4年第10回中城村議会臨時会が開催された。
本会議では、いくつかの重要な議案が審議され、最終的にすべて可決された。議論の中心は、議員や特別職の報酬に関する条例の改正や補正予算案であった。
まず、議案第44号として中城村議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の改正が提案された。浜田京介村長は「人事院勧告に基づいて議員や特別職の期末手当の引き上げを行う」と述べた。市町村の状況に基づいて、特別職の期末手当の引き上げ率は0.05月分を想定しているとの説明があった。この後、質疑応答が行われた。石原昌雄議員は、「他市町村との比較調査は行っているのか」と聞くと、総務課長の與儀忍氏は、特に中部市町村への調査を行ったと回答した。
次に審議された議案第45号と第46号では、特別職や職員の給与及び旅費に関する条例改正が採決され、いずれも原案通り可決されている。また、議案第47号の補正予算案も審議され、石原議員がやや疑問を呈したが、與儀忍総務課長は「人事院勧告に基づく補正予算である」と述べ、必要性を強調した。
最後に、公共下水道事業に関する議案第48号も無事に可決された。今回はすべての議案が異議なく決定され、議会はスムーズに進行した。議長の伊佐則勝氏は、会議の整理を一任することを提案し、臨時会は締めくくられた。議会は午前10時に開会し、午前10時29分に閉会された。