令和4年第11回中城村議会定例会の5日目が、12月9日に開催されました。
会議では、新垣善功議員が中部広域都市計画区域への移行について進捗状況を問いました。
村長の浜田京介氏は、両村の共同まちづくり計画の策定が進んでいると述べ、協議の結果を踏まえた計画の整合性が重要であると強調しました。
この共同まちづくりは、今後の中城村と北中城村の発展に欠かせないものであるとの認識を示しました。
また、南上原地区の区画整理事業についても質問がありました。
新垣善功議員は、地域住民への説明が不足しているとの懸念を表明しました。これに対し都市建設課長の仲村盛和氏は、事業に関しては地権者の意向を重視する必要があると答えました。
一般質問においては、学びやすい学校環境整備や村民との健康づくり、さらには地域活性化のための具体的な取り組みについても議論が行われました。
新垣貞則議員は、久場区の地域活性化について、農道整備が重要であると指摘し、地域住民との対話強化を求めました。
村長は、今後とも村民とともに歩んでいく決意を示しました。具体的な施策には、災害対応や農道整備、地域活性化のためのイベントの開催が含まれます。
議案第49号では、中城村吉の浦こども園設置条例が原案通り可決されました。
また、陳情第22号では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を用いた負担軽減についての要望書が可決され、医療機関の経営安定化を目的とした支援の必要性が認識されました。
同時に、インボイス制度の実施延期や有機フッ素化合物(PFAS)汚染に関する意見書も可決され、各問題への早急な対応が求められています。