令和3年第4回中城村議会では、各議員がさまざまな重要な課題についての意見を述べた。
新垣貞則議員は早急な地域の防災対策の必要性、及び地域活性化を訴えた。特に久場地区の海岸防沙網にかかる対策や、塩害被害に対する護岸の修繕についての質疑があった。村長の浜田京介氏は、防砂ネットの修繕を県に要請中であり、護岸についても早急な工事を確認していると語った。
また、教育についても言及があり、教育長の比嘉良治氏が、児童がオリンピック選手に成長するためのサポートや、夢を持たせるためのプログラムが進行中であることを述べた。教育長はスポーツや勉強を両立させる支援を強調し、児童の健康維持に努める考えを示した。
コロナに関連した質疑も続いた。新型コロナウイルスの影響で課題が浮き彫りになっている。特に子どもたちの感染症対策が強調され、学習機会の確保が求められた。教育委員会からは、必要な情報を適時に提供し、子どもたちを守る行動を徹底していく方針が伝えられた。
コロナ禍における財政策も提起され、議員は地方税の充実の必要性を指摘。その意見に対して村議は、厳しい状況下でも全国的な取り組みが行われており、議会でも意見書を通じてその重要性を訴えている。今後の意見書は村民に対する影響を考慮し、村の財政を安定させることが鍵となる。議会の最後には、コロナに関する意見書が可決され、地域の安全が優先される形での再確認が行われた。