令和3年12月8日、中城村議会は定例会を開催し、様々な議題が討議された。特に、浜漁港への漂着軽石問題や、学校給食の安全が重要なテーマとして挙げられ、多くの議員からの質問が寄せられた。
まず、軽石問題についての発言がありました。屋良照枝議員は、軽石の回収・処理策を求める一方、被害状況の把握についても質問しました。これに対し、村長の浜田京介氏は早急な対応を約束し、関係各所と連携する意向を示しました。上下水道課長の知名勉氏は、軽石の漂着に伴う漁業への影響を懸念し、国や県に対する補助事業の導入を示唆しました。
次に、食の安全に関する質問がありました。屋良照枝議員は、学校給食における食材の選定や、アレルギーへの対応について質問し、教育長の比嘉良治氏は、安全な給食提供に全力を尽くす考えを示しました。この他、牛乳やアレルギー対応品についての減額措置も明言され、村民に対しての理解を促しました。
また、道路行政や下水道工事についても議論が交わされました。金城章議員からは、久場前浜線の進捗や公共駐車場へのアクセスについて具体的な進捗状況が求められ、村責任者たちが今後の確実な計画の策定を約束しました。下水道工事についての質問もあり、上下水道課からは工事費用や進捗状況が述べられました。
今後の事項として、日本復帰50周年記念事業も議題に挙がりました。村として何らかのイベントや行事を企画する方針が示され、その内容に対しても村民からの意見が求められることが確認されました。