令和4年第5回中城村議会臨時会が開催された。
議会では、複数の議案が議題となり、結果的に全て可決に至った。議案には、議員の報酬や職員の給与に関する条例の改正が含まれ、これに関して村長の浜田京介氏が提案理由を述べた。
まず、議案第24号の中城村議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、村長は人事院勧告に基づく期末手当の値下げを行うと説明した。この改定案に対して、石原昌雄議員は議員報酬の増額要求に言及した。さらに、総務課長の與儀忍氏は改定が報酬の改定そのものを含まないことを強調し、今後議会との相談の上で進める考えを示した。
次に、議案第25号、特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の改正も提案された。こちらも異議なく可決され、続けて議案第26号及び議案第27号も原案通りに決定した。
特に、議案第27号については、会計年度任用職員の給与の期末手当を削減する旨が提案されたが、金城章議員がその必要性について疑問を呈した。與儀総務課長は、手当の削減は行わず、一般職員の給与に関連する条例の改定のみと説明した。
最後に、意見書第4号として「PFAS等の含まれない安心な水の供給を求める意見書」が提出され、質疑及び討論の後、原案通り可決された。これにより、村民の水質に対する安全への取り組みが示された。
会議は終了し、次回の議会に向けて必要な事項を議長に一任することが決まり、参加者は閉会を迎えた。