中城村議会は令和4年第11回定例会を開催し、多くの議案が議論されました。この議会では、特に子ども施策に関する議案が注目されています。
議案第49号の「中城村吉の浦こども園設置条例」について、こども課長の比嘉昌子氏が提案理由を説明した後、議員からの質疑が相次ぎました。新垣修議員は、定員を削除した理由を問いました。これに対して、比嘉課長はこれまでの実績から、採用や保育士の確保を勘案して柔軟な対応を行うためと述べました。
また、議案第54号の「中城村敬老祝金及び記念品支給条例の一部を改正する条例」では、高齢者支援としての改正が行われることが伝えられました。新垣修議員は、100歳の祝い金について特に触れ、改正が行われないことに驚き、今後の見直しを求めました。福祉課長の照屋淳氏は、物価高の影響で記念品の額を見直し、祝い金に関しては現状を維持したと説明しました。
さらに、議案第59号の「令和4年度中城村一般会計補正予算(第7号)」では、総務課長の與儀忍氏が、村有地にある建物の購入の詳細について述べました。建物の利用予定は未定であり、新たな活用方法を模索すると強調しました。この他の議案にも多くの質疑があり、特に額面の見直しや予算の過不足についての議論が行われました。議会は慎重ながらも前進する姿勢を示しています。
この議会において可決された案件は、村民生活に直接影響を与えるものであり、特に高齢者の支援や子どもたちの教育環境に関する政策が進展することが期待されています。