令和3年6月16日、中城村の定例会議において、様々な重要テーマに関する一般質問が行われた。
最初に交通安全対策についての質問があり、桃原清議員は村道と西原町道の交差点における事故の多発について言及した。この交差点では、以前に宜野湾署や浦添署と協議がなされ、優先道路の変更が議題に上がったこともあった。現在の状況として、停止線が薄くなっていることや、運転手が優先道路を分かりやすく認識できるような対策が求められているとした。具体的には、優先道路の標示や交差点内の視認性向上策などが挙げられた。住民生活課長の義間清氏は、これらについての協議を行う意向を示したが、具体的な対策に向けて早急な対応が望まれている。
続いて、南上原沖縄銀行前交差点の信号に関する要望が紹介され、特に通学時間帯における渋滞緩和の必要性が強調された。住民生活課長は、既に宜野湾警察署に要請書を提出しており、今後の進捗に期待が寄せられている。地域の交通安全確保に向けたアクションが期待される。
さらに、国道329号の泊バス停の修繕についても質疑があり、北向けバス停の状況が問題となった。総務課長の與儀忍氏は、北向けバス停についての調査を進める意向を示したが、これまでの遅れを踏まえ、迅速な行動が求められる。
また、ユーチューブ音楽の配信については、村から発信するイメージアップを目的とした楽曲が紹介され、村内出身の芸人によるユニークな取り組みが話題となった。村長の浜田京介氏は、今後のイベントへの積極的な参加を呼びかけていく意向を示し、より多くの村民が地域活性化に寄与できるような運動を促進する方針を表明した。こうした多様な問題に関する議論を通じて、中城村の将来を見据えた多角的な施策が進展していくことが期待される。