令和3年第1回中城村議会定例会が開会され、会期の決定や施政方針の説明が行われた。
浜田京介村長は、令和3年度施政方針を示し、"新たな時代へ、次の一歩を"という強い意志を伝えた。
新型コロナウイルス感染症による影響についても触れ、公共施設の集約化や新庁舎の活用、教育環境の向上を図るとした。特に、健康と安全を確保するためのワクチン接種の準備も進めるという。
また、本定例会では議案が多く提出されており、"とよむ中城住みよい環境づくり条例"や、国民健康保険の条例改正についても議論された。
これに対し、村議たちは、地域の実情を踏まえた議案の審議を行う必要があると確認した。
更に、米軍航空機の低空飛行に関する意見書とそれに対する抗議決議が可決された。この動きは、村民の安全を確保するために必要な措置として位置づけられる。大城常良議員が、米空軍による訓練の安全性を懸念し、県民の安全を守るための行動を提起したことは、基地問題に対する意識の高さを示すものと考えられる。
浜田村長は、村民に感染症対策や教育環境の充実、次世代を見据えたまちづくりを進める意義を強調した。今後も村の発展に寄与する施策を推進することが求められており、議員の協力を得て進めていく所存であると語った。
定例会は今後21日間に渡って続き、さらなる議論が期待される。