令和4年9月28日、中城村議会は定例会を開催し、議員たちが多岐にわたるテーマで一般質問を行った。
特に、スクールバスの運行見直しに関しての質疑が注目された。
比嘉麻乃議員は、幼稚園の廃止に伴い、今後のバスルートについて具体的な見直しを求めた。
これに対して教育総務課長の我謝慎太郎氏は、現在の運行ルートは変更しない方針だと回答した。
また、バス利用率が約40%であることに触れ、より多くの中学生の利用を促す必要性を認識していると述べた。
その後、議員は特に帰りの便を見直し、家庭への負担軽減を図る必要があると強調した。
保護者の意見も反映させるための意見聴取も重要だ。
教育委員会は、利用者からのフィードバックを重視する姿勢を示した。
さらに、次の議題である中城城跡の進捗状況についても質疑が行われた。
都市建設課長の仲村盛和氏は、城跡の正門への進入道路整備が始まる見込みとし、今後の工事についての期待感を表明した。
また、ハンタ道の通行止めに関しては、復旧工事が進行中であることを明らかにした。
議会は、障がい者雇用についても取り扱い、法定雇用率を満たしているとの説明があった。
この中で、障がい者法定雇用率は満たしているが、今後も正職員の確保が課題であることが指摘された。
また、民間の協力を得て技術職採用が奨励され、次年度以降もどのように採用活動が進められるかが焦点となった。
最後に、村長の浜田京介氏は、各字自治会への支援を拡充していく考えを示し、地域コミュニティの活性化を目指していると語った。
自治会長会との対話の場を設けることにも意欲を見せ、村として地域の声を大切にする姿勢を強調した。