令和6年度を迎え、中城村の子育て支援についての質問が議会で行われた。小橋川恵美議員の発言により、まず、認定子ども園及び認可保育園における待機児童の発生が確認された。3月11日現在で待機児童は20名に上り、その主な原因は保育士不足が影響していることが明らかにされた。待機児童の解消には、保育士を4名確保する必要があるとされ、現在の状況を受けて保育士確保の重要性が強調された。
また、学童クラブにおいても21名の待機児童が発生しており、低学年は存在しないとされたが、必要性が高いとされる。そもそも、市の子育て支援制度が機能する中で、保護者が安心して子どもを預けられる学童施設が求められている。具体的には、認可外の学童を利用している家庭への支援や、学童施設のスタッフ数の増員が求められた。
その後の質問では、教育環境についても言及された。中城小学校及び津覇小学校の建設に伴う体育授業の計画などが議論された。建設中は、運動場に代わる形での体育の実施計画があり、地域住民への説明会など安全対策も行っていくとのこと。さらに新年度に向けて、教職員の配置も整えられ、万全の体制が確保されることが期待されている。