令和5年第2回中城村議会定例会では、さまざまな議案が審議された。
中でも注目を集めたのは、中城村第五次総合計画に関する議案であった。これに対して、大城常良議員は、「この総合計画は、中城村の11年間にわたる重要な成長を図るものであり、各課がしっかりと内容を確認しているのか」を尋ねた。企画課長の比嘉健治氏は、各課は四次計画の評価を行いつつ、五次計画に活かせるように検討していると説明した。
引き続き、一般会計予算に関する審議も行われた。大城常良議員は、県支出金の予算に関して説明を求めたところ、産業振興課長の稲嶺盛昌氏は、この予算は実績に基づいて計上されたものであると述べた。また、保育所の使用料に関して、保育園の統合に伴う減収があり、その理由を明確にした。
福祉政策にも焦点が当てられ、特に高齢者支援のための新たな施策が求められた。大城常良議員は市民が恩恵を受ける計画を進めることを希望し、効果的な施策実現に向けての取組を求めた。各課の課長や議員らが意見を交わし、具体的な提案が求められる中で、地域の福祉や生活の質の向上に向けた議論がなされていた。
また、その他の議案として、土地区画整理や下水道事業に関する予算案の審議も行われ、各議員による意見が発表された。特に、土地区画整理事業では、記念碑の設立に関する税金の使い道について強調された。
このように、定例会では計画や予算に関する議論が活発に交わされた。村民の生活を支えるためには、議会での審議を経て実施されるこれらの施策の適切な管理と透明性が求められる。