令和3年第1回中城村議会定例会が、2021年3月3日に開催された。本会議では、新型コロナウイルス対策や教育施策、新たな情報発信など重要な議題が取り上げられた。特に、コロナ対策としてワクチン接種の準備が進められており、こども課長の金城 勉氏は、接種意向の確認やワクチンの配分が未確定であることを強調した。接種スケジュールについては、未定とされ、新年度からは専任チームを立ち上げ対応を図る。
教育施策については、教育長の比嘉 良治氏が、3校の改築計画が進行中であることを報告。改築計画によると、それぞれの学校の老朽化が進んでおり、早期の手当てが求められている。また、この計画は民間活力の導入も視野に入れており、今後の進捗が注目される。
新たな情報発信体制の構築事業については、村公認のVチューバーによるSNS配信が期待されたが、一部トラブルが発生したことにより、村長の浜田 京介氏が謝罪を行った。村内の信頼回復に向けた取り組みが求められており、今後の事業運営に工夫が必要であると指摘された。
さらに、中城北中城消防組合の出張所建設事業に関しては、消防署の建設候補について議論が行われ、必要性が強調された。新しい消防署は地域の防災体制を強化するために重要であるとされ、計画的な進捗が期待されている。
また、廃棄物処理の新設計画については、2029年の供用開始を見据えた進捗状況が報告された。環境問題に対する取り組みが今後も重要視されるだろう。
本議会で示されたさまざまな施策が今後の村の発展に繋がることが期待されている。