令和4年3月4日、嘉手納町議会は定例会を開催した。
議会では、令和4年度沖縄県町村土地開発公社の事業計画書及び予算書が報告された。
報告を行ったのは、天久 昇都市建設課長である。「嘉手納支社の収支予算書は、用地を売却処分したため、令和4年度において事業の予定はない」と説明した。支社は収入支出予算書のみを提出し、約720万1,000円が予算として計上された。
その後、令和3年度嘉手納町一般会計補正予算について我謝 治彦企画財政課長がその詳細を報告した。今回の補正は、歳入歳出それぞれ3,331万7,000円の追加、総額は125億6,238万8,000円になる。この補正には、町民税、法人税、地方消費税等を含む多様な住民税が関係すると述べた。
また、新型コロナウイルス感染症の影響も議題に上がり、福祉課の野村 順子課長が「生活困窮者支援に向けた食料品等の支給事業について、211件予定している」と強調した。さらに、教育指導課の池味 勇課長は「コロナ禍の影響により、受験を控える学生への支援事業も実施する」と続けた。
次に、議案第49号に関する嘉手納町国民健康保険特別会計補正予算について、町田 優町民保険課長が説明した。歳入において国民健康保険料は588万3,000円の減となるため、新たな対策が求められる。
最後に、議案第51号の下水道事業特別会計補正予算について、又吉 政勝上下水道課長が補正内容を伝えた。流域下水道建設負担金が増額されたことを指摘し、補正後の歳入歳出予算をそれぞれ37,271万円と計上する活動が求められている。
この日の議会では、特に一般会計補正予算が全体の主な焦点となり、様々な質疑も交わされた。