令和2年第48回嘉手納町議会臨時会が開催された。
本会議では、複数の重要な議案が取り扱われた。最後には、委員会の付託を省略する形で午前中のうちに決定がなされた。特に、令和2年度の一般会計補正予算については重要な議案として審議された。
この補正予算に関しては、副町長の比嘉孝史氏が説明した。今回の補正では中学3年生を対象にした学習支援事業において、513万7,000円の補正が計上されているという。新型コロナウイルスの影響で進学に不安を抱える学生が多い中、教育費の重要性が再確認された。
また、都市再生住宅建設工事の請負契約についても質疑が行われた。都市建設課長の天久昇氏は、設計や施工の内容について詳しく説明し、事業の進捗状況について報告した。入居予定は令和4年1月とされており、密集市街地の改善を目指す施策であることが強調された。
さらに、健康増進センターの運動機器購入についても一つの議案として採決された。この事業は、地域住民が安心して利用できるセンターを目指している。町民保険課長の町田優氏は、新たに運動機器を購入し、地域の健康促進を図る方針を示した。
全体として、嘉手納町議会では住民の生活向上を図る重要な議案が可決され、地方自治体としての役割を果たす姿勢が明確にされている。今後の議会でもこのような施策が積極的に進められることが期待される。