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嘉手納町議会、CV-22オスプレイ飛来に抗議し意見書可決

令和2年第49回嘉手納町議会臨時会で、CV-22オスプレイの飛来に抗議する意見書が可決された。騒音問題への対策が強く求められている。
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令和2年第49回嘉手納町議会臨時会が、11月26日に開催された。今回は主に米軍機の飛来に伴う住民の騒音問題が強い関心を集め、特にCV-22オスプレイの飛来に対する抗議意見書や決議案が提案された。

冒頭、徳里直樹議長が「本日は重要な議題が並ぶ。議員全員の意見を伺いながら進めてゆきたい」と述べた後、日程に入った。まず、発議第14号の「CV-22オスプレイの飛来に抗議する意見書」について、宇榮原京一議員が趣旨説明を行い、飛来が住民生活に与える影響を強調した。彼は「町民からの苦情が増加しており、飛来を中止するよう訴える必要がある」と主張した。

田仲康榮議員は、「意見書提出が遅れ過ぎたのではないか」と指摘し、事前通知を求めるべきだと強調した。このように議員間で意見の相違も見られたが、意見書は全会一致で可決された。

続いて「発議第15号」は、同じくオスプレイの飛来に抗議する決議として提案され、これもまた賛成多数で可決。この決議ではオスプレイ飛来の中止、及び嘉手納基地での訓練に対する強い抗議が示されている。

その後、日程第5から第6にかけて「嘉手納基地における米軍機の騒音激化に抗議する意見書」と「決議」が提案され、過去数日間の騒音増加の実態を詳細に報告した。當山均議員は、これまでの実績をふまえ、町民が日々の生活で感じる騒音の影響について報告。その結果、両発議案ともに可決され、さらに具体的な騒音軽減策を求める意見が多く寄せられた。

最後の日程では、嘉手納町特別職職員や議員の給与に関する条例改正が提案され、厳しい財政状況を踏まえた内容で賛成多数により可決となった。これにより、町の財政状況をしっかり見据えた上で適切な議会運営が行われていることが確認された。

議会開催日
議会名令和2年第49回嘉手納町議会臨時会
議事録
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