令和4年第20回嘉手納町議会定例会が、12月7日から14日まで開かれ、重要な議案が審議された。
今回の会議では、議案第40号の「嘉手納町下水道事業の設置等に関する条例の制定について」が特に注目を集めた。
この議案については、多くの議員から意見が寄せられ、「町のインフラ整備の重要性」と「住民の安心・安全な生活を支える役割」が強調された。
議案第41号についても審議され、個人情報保護に関する条例の施行が話題に上った。
多くの一般質問が行われ、その中で特に注目されたのは、町民保険課の金城博吉課長と産業環境課の上地康夫課長による「PFASによる環境汚染」に関する答弁だった。
この問題は、嘉手納基地の影響と思われる水質汚染についての懸念が高まっているとの内容であった。
「今後、国や県の動向を注視し、調査を続ける必要がある」と金城課長は述べており、町全体の健康への関心の高まりを感じさせた。
また、町長の當山宏氏は、「防錆整備格納庫の建設計画に関する町民の反対意見の強さ」を政府に伝達しており、「今後の状況に注視し、必要な対応を行う」と強調した。
次回の集会での町民大会開催の声も上がっており、住民の意見を尊重した対応が求められている。
一方で、飼っているペットに関する新しい提案もあり、ペット飼育に対する条例の制定も議題になったことから、地方自治体としての柔軟な対応が期待される。