令和3年1月26日、嘉手納町議会議場にて第1回臨時会が開催された。議題には議長選挙や副議長選挙、各特別委員会の設置など多岐にわたる内容が含まれる。
まず、議長選挙では、宇榮原京一議員が所信表明を行った。彼は、町民の声を反映した議会を目指し、議員力の向上を強調した。同様に、仲村渠兼栄議員も立候補し、町民との信頼関係構築や二元代表制の重要性を訴えた。
仲村渠議員は8票を獲得し、新議長に選出された。彼は、新型コロナウイルス対策や嘉手納飛行場の問題解決に力を入れる意向を示した。また、議会の事務効率を高めるためのタブレット端末導入やインターネットによる議会中継の推進を述べた。
議長に続き、副議長選挙も実施され、石嶺邦雄議員が8票を得て当選した。彼は議会運営のバランスを保ちつつ、イニシアティブを発揮する意欲を表明した。
両特別委員会の設置が決定され、「議会広報調査特別委員会」と「基地対策特別委員会」がそれぞれ設置され、委員長が選任された。これにより、議会活動の透明性が一層促進されることが期待される。
今回の臨時会では、新たに議長、副議長が選任され、各種特別委員会が設置されたことにより、町の重要課題に立ち向かうための道筋が整えられた。議会は引き続き町民の利益を追求し、地域の発展に寄与する姿勢を強調した。