令和4年第20回嘉手納町議会定例会が12月14日に開催され、様々な議案が審議されました。
主要な議案の一つである「令和4年度嘉手納町一般会計補正予算(第7号)」が可決されました。
この補正予算は、総額665万6,000円の減額が含まれており、歳入の主要な内容には保育所等整備交付金の減額や特定防衛施設周辺整備調整交付金の増額が含まれています。
歳出では、保育所等整備補助金の減額や兼久海浜公園総合グラウンド照明LED化推進工事の減額が計上されています。
また、「嘉手納町学習等施設指定管理者の指定について」も審議され、最終的にかでな振興株式会社が指定管理者に選定されました。この指定には、施設の運営を効率的かつ効果的に行うことが求められることから、今後の期日である令和5年4月1日からの実施が期待されています。
指定管理者としての期間は、令和8年3月31日までの3年間とされ、地域住民の福祉向上と地域社会の発展が目指されます。
さらに、「嘉手納町情報通信産業センター指定管理者の指定について」も可決され、株式会社ツクリエ及び株式会社ZERQが共同で指定管理を行うことになりました。
この管理には、地域のIT化支援や教育関連の自主事業の企画運営が含まれるため、地域の活性化に向けた取り組みが期待されます。
また、印鑑条例や育児休業条例についても見直しが行われ、特に育児休業に関する条例改正では、育児休業取得要件が緩和され、より多くの職員が利用できるような配慮がなされています。
最後に、嘉手納町下水道事業の設置についての条例が制定され、より適切な経営判断に基づく下水道事業の運営が求められています。
今後の議会においても、これらの議案が地域住民の生活向上につながることが期待されます。