令和4年第10回嘉手納町議会臨時会が1月19日に開催され、重要な議題が審議された。
会期は本日1日間に決定され、議題には議案第47号「令和3年度嘉手納町一般会計補正予算(第9号)」が含まれている。
補正予算は、主に住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金事業費を計上していることが特徴である。
我謝治彦企画財政課長は、歳入歳出の総額は125億2,907万1,000円であり、1億9,035万8,000円の増額補正を行うことを説明した。これについて、補正の財源として国庫補助金の増額が影響しているとのことである。
質疑応答では、金城利幸議員が住民税非課税世帯に対する具体的な給付対象人数について尋ね、福祉課長の野村順子氏は1,850世帯と回答した。この給付は、住民税非課税世帯1,700世帯と、コロナの影響を受けた家計急変世帯150世帯を対象としている。
また、申請期間は2024年2月中旬から9月末までであることが確認されている。野村順子氏は、給付金事業や印刷製本費、スタッフ派遣委託料についても説明を行った。
討論の結果、議案第47号に対する委員会付託は省略され、原案が可決されることが確認された。その他、議長に整理を委任する決議もなされた。
議会は予定通りに進行し、全ての日程を終了した。市民の福祉向上に寄与するため、受給対象者への迅速な給付が期待される。