令和2年第8回東村議会臨時会が11月5日に開催され、様々な議案が審議された。
開会宣告後、議会では会議録署名議員の指名が行われ、「池原憲勇氏」と「池原太氏」が指名された。その後、1日の会期の決定がなされ、特に異議が出ることなく会期は本日限りとされた。
村長の當山全伸氏が提案理由の説明を行い、重要な議案として、報告第10号及び報告第11号が提示された。これらの報告は、村民の森つつじ園屋外ステージの外構工事に関連する専決処分によるものだ。総額はそれぞれ変更金額が加えられ、報告第10号では6,238万8,700円、報告第11号では6,282万1,000円とされ、工事の進展が求められた。
議案第49号として令和2年度東村一般会計補正予算が審議された。この補正予算は720万の追加で、歳入歳出の総額を38億4,387万3,000円とする内容である。具体的には、ハブ交渉対策費900万円の増額や大雨による道路修繕費226万7,000円が含まれている。特に道路への影響による陥没に関して、建設環境課長の金城幸人氏が詳細を説明し、早急な修繕の必要性を強調した。
質疑では議員からの指摘が相次ぎ、専決処分の報告が年度内に行われなかった点が懸念された。特に、専決処分が7月22日に行われ、その告示が8月4日となった件については、総務財政課長の宮城調秀氏が見落としを認めた。今後、こうした事例が再発しないよう、議会内での確認体制の強化が求められることとなった。
最終的に議案第49号は全会一致で可決され、臨時会は午後1時51分に閉会した。議長の港川實登氏が閉会を宣言し、今日の会議を締めくくった。