令和元年6月18日、北谷町議会第488回定例会が開催され、様々な重要事項が議論された。特に、幼児教育・高等教育の無償化や渋滞対策に関する一般質問が多くを占め、町民の関心が高いことが伺える。
14番の仲地泰夫議員は、幼児教育・高等教育の無償化について詳細な質問を投げかけた。
幼児教育の無償化について、待機児童の増加を考慮した対策を求めた。伊波興繁住民福祉部長は、無償化によるニーズ拡大の予想に反し、教育・保育の受皿整備や保育士確保に力を入れていくと説明した。
また、仲地議員は高等教育の無償化の影響も指摘し、授業料や給付型奨学金制度の併用が町民に周知されているかと問うた。津嘉山信行教育長は、法案の施行により支援がなされることを説明し、地域への情報発信が重要であると強調した。
さらに、仲地議員は町の渋滞対策や安全対策についても言及。特に国道58号の拡張工事や県道24号のタイムスケジュールに関して情報提供を求めた。岸本満総務部長は、進捗状況について、国と県との連携が必要であるとした。
さらに、キャンプ瑞慶覧倉庫地区及び白比川の整備についても議論が行われた。平坦地の区画整理などが計画されている中で、地域住民の意向を重視しながら進める必要があると強調された。
議会では町の人口減少についても触れられ、過去のデータと比較した人口の変動について、主な要因や今後の対策について意見交換がなされた。人口ビジョンについても、長期的な施策が求められる中で、今後の展望が語られる与えられた。