令和5年第531回北谷町議会定例会が始まり、町長より施政方針が発表された。渡久地政志町長は、令和5年度の目標として「コロナ禍からの復興」を掲げ、経済回復を促進する事業を進めると強調した。
特に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた町民や事業者への支援策として「北谷町プレミアム付き商品券事業」や「ちゃーがんじゅう券給付事業」を推進したい意向を示した。
また、人口減少や少子高齢化に対して、町立小中学校の学校給食費無償化への取り組みを強調した。これにより、子育て世代を中心に地域の活力を高める施策の充実を目指すという。
また、町長は行政運営において、「一般廃棄物処理」や「安心・安全な教育環境の実現」に向けた施策の実施を誓った。具体的には、北谷町立博物館の整備を進めることで歴史・文化の継承を図ると述べた。
さらに、米空軍兵による窃盗事件や器物損壊事件に関する抗議決議が議会で可決され、町議会は町民の生命と財産を守るために厳重な抗議を行うことを決議した。