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北谷町議会で令和4年度決算認定が審議される

北谷町議会定例会で令和4年度各会計の決算認定が行われ、歳入や歳出の状況が報告された。
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令和5年9月13日に行われた北谷町議会定例会では、令和4年度の各会計の決算認定が話し合われた。

最初に、令和4年度北谷町一般会計歳入歳出決算認定について、渡久地政志町長が報告を行った。歳入総額は約194億6,100万円、歳出総額は約181億2,700万円となり、歳入歳出差引残高は約13億3,500万円であった。歳入は前年比で約6億5,400万円増加し、歳出は約6億8,200万円の増であった。これに対し、玉那覇淑子議員が町税や固定資産税の増加要因について質問し、仲地桃子税務課長は新型コロナウイルスの影響が落ち着き、所得や法人収益の増加が主要因であると回答した。

次に議題となった国民健康保険特別会計についても、歳入が約41億1,500万円、歳出が約40億1,700万円であり、歳入歳出差引残高が約9,800万円との報告がなされた。与儀司住民福祉部長は、歳入の増加要因として所得割の増加を挙げた。

また後期高齢者医療特別会計では、歳入総額が約41億1,100万円、歳出総額が約40億円となり、微増での推移が見られた。渡久地町長は医療給付の増加が歳出増に寄与していると説明した。

続いて、水道事業会計と下水道事業会計についても審議された。水道事業の決算は、収益的収入が約9億6,000万円、収益的支出は約8億3,100万円で、剰余金処分についても明記された。上下水道部長は主な増収の要因に宿泊施設からの営業用水量の増加を挙げている。一方、下水道事業においては、収益的収入が約7億9,200万円で、順調な経営が維持されている様子が確認された。

このように、各科目ごとの議論を経て、北谷町は今後も健全な財政運営を目指し、各種施策を進めていく意向が示された。

議会開催日
議会名令和5年9月北谷町議会定例会(第536回)
議事録
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