令和5年11月27日、北谷町議会臨時会が開かれ、重要な議案が審議されました。
主な焦点は、議員報酬や町職員の給与に関する条例の改正でした。
特に、議員報酬については、國の人事院勧告に基づき、期末手当を現行の0.1月分引き上げ、年間3.4月分とする改正が提案されました。
この提案について、與儀誠議員は報告の際、議会議員の報酬改定は国と同様に定期的に見直すべきであり、市民の理解を得るための措置とコメントしました。
更に、職員の給与に関する議案では、町長の渡久地政志氏が、地方公務員法の趣旨を踏まえた給与改定を行うべきと強調しました。
具体的には、令和5年の人事院勧告に基づき、国の推奨に適合するように各職員及び町長などの特別職の給与を引き上げることが報告されました。
また、補正予算案では、総額約4,800万円の人件費が計上され、北谷町の経済運営への影響が懸念されました。
高安克成議員は、物価上昇が町民に与える影響を考慮し、町民への施策も重要であるとの意見を述べました。
この意見に対し、企画財政課長の花城可津人氏は、物価高に苦しむ町民を支援する施策を12月議会で提案する予定があると回答しました。
今回の臨時会では、町の重要な施策が議論され、報告と共に町民への意図も明示されました。
討論はほぼなく、審議はスムーズに進んだものの、施策の実行が町民生活にどのように影響を及ぼすのか、導入後の検証が重要とされました。