令和2年第494回北谷町議会臨時会が1月20日に開催された。議会では議案第1号の桑江伊平地区道路工事などの請負契約変更が審議された。
会議は亀谷長久議長の開会宣告から始まり、出席議員は16名で会期を1日と決定。議案第1号の提案理由を野国昌春町長が述べた。内容は、桑江伊平地区の道路工事契約の金額を減額するものである。
野国町長によると、契約金額が減額される理由は、捨て置き廃棄物の処理に時間がかかるためで、工期内の完了が困難になると述べた。このため、契約金額は元の1億1419万9200円から削減され、943951360円となる。
続いて、根間朝弘建設経済部長が具体的な変更内容について説明した。工事では雨天による遅延と、想定以上の廃棄物量の影響を受けた。加えて、擁壁工の数量を減少させ、影響を最小限に留める方針を示した。
続けて行われた質疑では、仲地泰夫議員が契約変更の補助金について質問した。田仲康児都市計画課長は、補助金の返還が不要となる理由を説明した。工事完了後、再発注し次年度に備えるとした。
議案第2号についても議論が行われた。中層型浮漁礁について、総額759万7000円の増額が求められ、必要性が説明された。特に、事業費の内訳について質疑が集中した。
審議の結果、すべての議案が異議なく可決された。議長はさらなる整理を議長に委任することを確認し、会議を終了した。この臨時会も町民の生活向上に寄与する重要なものであったと評価されている。