令和3年1月27日、杵築市議会は臨時会を開催した。18名の議員が出席し、会議は成立し、様々な議案が審議された。
まず、日程第1の会議録署名議員の指名が行われた。議長の渡辺 雄爾氏は、小春 稔議員、富来 征一議員、真砂 矩男議員の3名を指名した。
続いて、日程第2の会期の決定が議題に上がり、会議運営委員会での了承を受け、臨時会の会期は本日1日間とすることで異議なしと認められた。
次に、議案第1号及び報告第1号について議論が行われた。永松 悟市長は、議案第1号の平成2年度一般会計補正予算(第12号)の提案理由を説明した。地方債の繰上償還に伴う公債費補正を行うため、補正額を約26億8,058万円とし、総額は約256億4,468万円になるとのことだ。この措置により、来年度以降の単年度償還額が最大で約3億2,000万円軽減される。
同時に、報告第1号では、ふるさと納税による寄付金増加に伴う返礼品経費の早急な補正が必要であったことが説明された。地方自治法に基づき、議会に報告し承認を求めるという内容だ。議長は、この両議案について委員会付託を省略することを提案し、異議なしと言され、質疑が行われたが、質疑はなかった。
その後、討論もなく、採決が行われ、議案第1号は原案のとおり可決され、報告第1号も原案のとおり承認された。これをもって、今回の臨時会の議事はすべて終了した。