令和6年第1回杵築市議会臨時会が開催された。
議会は議長の挨拶に続き、日程に沿って進行した。まず日程第1の会議録署名議員の指名が行われ、渡辺雄爾議員、小春稔議員、酒井健太議員が指名された。
次に、日程第2の会期の決定では、議長が本期臨時会の会期を1日間とすることを提案し、議員から異議はなかった。続いて、日程第3の副議長選挙において、真鍋公博議員が指名され、満場一致で承認された。真鍋副議長は挨拶を行い、議会運営の円滑化を約束した。
日程第4では議席の一部変更が行われ、真鍋副議長が1番、阿部素也議員が7番に変更された。議長が議席変更を提案したが、出席議員から異議はなかった。最終的に日程第5では、議案第29号及び報告第3号から報告第10号が一括議題に上げられた。
永松悟市長は、議案第29号の令和6年度一般会計補正予算について説明した。その内容では、民生費に2億7,241万2,000円を追加し、総額は183億5,241万2,000円になるとのことだった。
さらに、物価の高騰に対応する地方創生臨時交付金を活用した報告がされた。対象となる世帯への給付金や、補助金の詳細が説明され、議員らに協力を呼び掛けた。
議案第29号 認可後の賛成票により可決され、報告第3号から報告第8号も同様に承認された。
報告第9号に関しては、加来喬議員が反対討論を行い、課税限度額引上げは増税につながるとの懸念を示した。議長が採決を求めた結果、起立多数で承認される結果となった。会議は10時27分に開会し、10時46分に閉会した。