令和4年第2回杵築市議会定例会が開会された。出席議員は17名で、議事は主に会議録署名議員の指名、会期の決定、いくつかの議案及び報告に関する説明から構成されている。
議長の藤本治郎氏は、開会の挨拶と共に出席状況を報告した。続いて、会議録署名議員の指名が行われ、議長が小野義美議員、加来喬議員、渡辺雄爾議員の3名を指名した。これに続いて、今期定例会の会期の決定が行われ、本日から6月24日までの19日間とすることが確認された。
議案に関して、市長の永松悟氏は、議案第56号から議案第59号についての説明を行った。議案第56号では、一般会計補正予算として4,935万7,000円の追加補正が提案されている。この中には行政改革審議会による追加項目審議の必要に伴う経費、特に市報の制作経費や駐車場整備に関する経費が含まれている。
次に、民生費や農林水産業費、商工費、消防費といった分野に対しても予算の詳細な説明があり、新型コロナウイルスに関連した経費が挙げられた。市長は、感染防止のための経費や事業者支援に関する予算も計上していると強調した。
また、この定例会の開会に伴い、関連するコロナ対策が話題に上った。市民に対し、ワクチン接種の重要性が良く訴えられた。永松市長は、特に接種率の低い年代層に対して積極的な接種を呼びかける姿勢を見せた。また、新型コロナウイルスの影響を受けた事業者への支援策も推進中とのことだ。
さらに、市の情報提供を迅速化するため、通信アプリの公式アカウントを開設し、住民への情報提供を行う方針も示された。これにより、イベント情報や災害情報を効果的に発信していく予定である。
定例会では、その後、報告の議題へと進み、報告第15号から報告第19号についての説明を永松市長が行った。特に新型コロナに関連する生活支援の経費が多く見られた。議案や報告は承認され、6月14日に再開されることが確認された。