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杵築市、令和2年度予算を14.9%減の170億円で可決

杵築市議会は令和2年3月18日、厳しい財政状況を受けて予算を14.9%減の170億円にて可決した。
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令和2年3月18日、杵築市議会は定例会を開催し、複数の重要議案が審議された。

出席した議員全員が各委員の審査報告を受け、質疑に入りました。予算特別委員長の田中正治氏は、令和2年度の一般会計予算が前年度比で14.9%減少し、170億9,000万円規模になることを報告しました。また、市長の永松悟氏も出席し、予算縮小背景には厳しい財政状況があることを確認しました。

審査内容には、職員のメンタルヘルス対策の充実やふるさと納税の目標額が話題に上がりました。田中氏は、「メンタルヘルス相談を月4回実施する計画だ」と述べ、ストレスチェックも全職員を対象に行うと強調しました。また、ふるさと納税の取り組みについては、目標達成に向けた具体策が示され、クリアできる見通しを述べました。

一方、追加議案の処理も行われ、新型コロナウイルスの影響で経済が減少した中小企業や農家に対する利子補給制度を盛り込んだ予算案が確認されました。この補正は、利子負担を手助けするために必要な措置となる見通しです。市長は、経済回復に向けた予算の重要性を繰り返しました。

その他、議員からは多様な質問が挙げられ、政策推進や地域支援についての質疑も行われました。特に、浄水場運営の業者選定手法に対する疑問も生じ、委託の透明性を求める声が上がりました。この件に関しては、「選定過程が不透明ではないか」と需要が示されました。

杵築市議会の今定例会は、多くの議案が原案通り可決され、特に予算については市の将来の財政健全化を目指す意志が強調されました。最終的には、議会の運営や今後の財政状況に対する取り組みを継続することが再確認されました。全議案の採決が行われ、これにより一連の議事が全て終了しました。

議会開催日
議会名令和2年第1回杵築市議会定例会
議事録
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