令和元年9月19日、杵築市議会の第3回定例会が開催された。
議題には各委員長の審査報告や新たな追加議案が上がり、市側の財政に関する重要な決定が行われた。
まずは、各委員長による審査報告が行われ、特に財政関連の議案に対して多くの質疑が出た。
決算特別委員会の田中正治委員長が説明し、平成30年度の各会計歳入歳出決算認定が可決された。
田中委員長によると、調査依頼として「杵築ブランド市場調査委託料の補填」などが質疑され、その結果として販路拡大に繋げたい意向が示された。
また、児童福祉関連の質疑では、保護者向け情報発信サイト「ママフレ」の実績が報告され、登録者214名、アクセス数7,746回に達しているとのこと。
さらに、会議では追加で議案第146号から150号が上程され、これらも一括で処理された。
永松市長は、地方財政の充実と強化を求める意見書を提案し、これに全議員の賛同が求められた。
意見書では、子育て支援や地域交通維持などへの対応が強調され、財源確保の重要性が訴えられた。
また、採決では議案第122号令和元年度杵築市一般会計補正予算(第3号)が可決された。
さらには、議員派遣の件も審議され、結果として派遣計画が承認される形で進行した。
今定例会は、質疑も活発に行われ、賛否が分かれる案件が数多く見受けられた。
その中での採決結果では、各議案が賛成多数で可決され、杵築市における福祉や財政関連の施策が次のステップへ進むこととなった。
今後の議会運営において、新たな挑戦が期待される。