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新型コロナ対策補正予算3.6億円を可決

杵築市議会が新型コロナウイルス対策として3億6,791万円の補正予算を可決。市民支援へ多角的な施策を実施。
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令和2年7月17日に開かれた杵築市議会臨時会では、新型コロナウイルス感染症への対応が主要な議題となった。

市長の永松悟氏は、令和2年度一般会計補正予算(第5号)の提案を行った。今回の補正予算は、国の第2次補正を受けたもので、迅速な実施が求められるものだ。

補正の総額は約3億6,791万円で、予算の総額は208億9,026万円に達する。具体的な内容として、テレワーク環境の整備や衛生用品の購入支援が含まれ、幅広い分野への影響が期待される。市長は、「市職員のテレワーク環境を整備するため、経費の計上を行った」と説明した。

民生費では、消毒液等の衛生用品購入支援や子どもへの商品券無償配付が計上された。特に、非課税世帯に対して高校生以下の子ども1人当たり3万8,000円分の商品券を提供することは、家庭への直接的な支援として注目されている。永松市長は、「コロナ禍でも子育てに負担をかけないための取り組みが重要だ」と強調した。

また、商工費では中小規模商業者に対して1事業者当たり10万円の補助が行われる。これにより、地域経済の支援が期待される。議会の質疑では、多くの議員がこの補正予算の迅速な実施と実績の報告を求めた。

永松市長は、議案第92号で山香病院事業会計の補正予算についても説明した。病院では医療資材の備蓄や感染対策のための環境整備に必要な経費が計上された。

最終的に、議案第91号から議案第93号まで全てが原案通り可決された。市長は会議の最後に「地域住民の安心と安全を守るため、引き続き迅速に対応していく」と述べた。これにて令和2年第3回臨時会は閉会となった。

議会開催日
議会名令和2年第3回杵築市議会臨時会
議事録
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