令和3年2月24日、杵築市議会は第1回定例会を開会した。
出席した議員は17名であり、議会の成立を確認した。
議長の渡辺雄爾氏が開会の挨拶を行い、続いて日程に入った。
日程第1では、会議録署名議員の指名が行われ、多田忍氏、衞藤竜一郎氏、工藤壮一郎氏が選任された。
会期については、2月24日から3月19日までの24日間とすることで異議なしと認められた。
日程第3では、議案第2号から議案第37号について一括上程され、永松悟市長が提案理由を説明した。
市長は「未来戦略推進プランを反映した予算を編成した」と述べ、今回の予算が市民にとって住みやすい街を実現するためのものであると強調した。
また、新型コロナウイルス感染症についても言及し、感染症対策が重要であることを強調した。
感染者数の減少を受けつつも、依然として感染防止対策が求められる状況にあることを伝え、ワクチン接種に向けた準備が着実に進んでいると説明した。
市民には徹底した手洗いやマスク着用を再度呼びかけている。
また、飲食業者に対する支援策として、特別給付金を1事業所につき10万円支給すると発表した。
市では感染防止対策を講じながら、事業者への支援を強化し、共にこの難局を乗り越えていく意志を表明した。
日程第4では、報告第2号及び報告第3号が議題となり、承認を求められる形で進行した。
これには新型コロナウイルス対策の経費や寄附金の使用についての報告が含まれ、早急な予算計上が求められた。
公報された内容に異議はなく、承認された。
最後に、日程第5では議案第12号及び議案第21号の質疑が行われたが、質疑はなしと確認され、原案の通り可決された。