令和2年12月2日、杵築市議会の定例会が開会した。
議長の渡辺雄爾氏は、出席議員が18名であることを確認し、本定例会が成立したことを宣言した。議事は議事日程に従い進行され、まず会議録署名議員の指名から始まった。
会期については、本定例会が12月2日から18日までの17日間となることが決定された。この決定に対して特に異議はなかった。
続いて議案第132号から152号までの提案理由説明が行われた。市長の永松悟氏は新型コロナウイルス感染症が国内で拡大する中、感染予防を徹底するよう市民に呼びかけた。
杵築市の地域経済振興を目的とした「杵築ブランド事業」に触れ、認定品が東京都の高級スーパーマーケットで販売されている状況を報告した。具体的には、29品目66品が認定され、これらが大消費地で評価されていると述べた。
さらには、議案第132号について、6,636万9,000円の補正予算が提出されたことが発表された。この補正は、様々な分野にわたる支出を含み、特に医療関係の支出が強調された。
また、報告第36号及び第37号では専決処分についての報告も行われた。参考として、杵築市が管理する林道上で発生した物損事故に関する示談についての内容が報告された。
最後に、報告第38号から40号についての質疑が行われ、特に異論なくこれらは全て承認された。これにより、今回の定例会が終了し、再会は12月8日の火曜日午前10時から予定されている。議会の活動は、地域の安全や経済活性化を目指す重要な役割を果たしていると言える。