令和2年6月4日に開催された杵築市議会定例会において、重要な議題が取り扱われた。
本会議では、まず会議録署名議員の指名が行われ、6番真鍋公博議員、7番阿部素也議員、8番田原祐二議員の3名が選ばれました。
続いて、会期の決定が議題となり、定例会の会期は本日から6月19日までの16日間と定められました。議長の渡辺雄爾氏は、「異議なし」と円滑な進行を確認した。
主要な議案が一括議題に上がり、永松悟市長が提案理由の説明を行った。特に新型コロナウイルスへの対応が重要なテーマとなった。市長は、5月25日に宣言された緊急事態解除の後も、感染拡大防止策を強調し、手洗い、マスク着用などを呼びかけた。
経済面においては、特別定額給付金と臨時特別給付金が実施されており、市内事業者への支援も検討されている。特に、売上が20%以上減少した事業者への給付金が注目される。
新たな「きつきV字回復プレミアム商品券」の発行も予定されており、市民に対し、地域経済の再活性化を促す意向が見られる。市長は、経済の早期回復や雇用の維持に向け、最大限の効果が得られるよう健康長寿への支援とともに努力する姿勢を示した。
また、議案第76号から第89号までの補正予算や条例改正が説明され、特に教育分野では、GIGAスクール構想の進展が期待されている。市内全体での需要喚起や、生活支援策が求められる中で、全力で市勢の発展に寄与する意志が強く表明された。
最後に、報告第21号から第27号までの繰越明許費についての説明が行われ、様々な予算が令和2年度に繰り越されることが確認された。議会は再開を6月9日に予定し、本日は散会した。