令和4年第2回見附市議会定例会が、6月22日午前10時に開会した。
議長の重信元子氏は、本定例会において付託した議案の報告を行った。それに続き、日程第1として令和4年度見附市一般会計補正予算(第2号)および見附市及び三条市における公の施設の相互利用に関する協定の変更議案が議題とされた。
渡辺美絵総務文教委員長は、両議案に関する委員会の審査結果を報告した。結果は、いずれも妥当であるとの見解が示され、両議案は全会一致で可決された。続いて、日程第2の議案で榮田亮市長が監査委員選任について説明を行い、後任に依田志郎氏を選任することを提案し、これも異議なく決議された。
次に、日程第3の人権擁護委員候補者の推薦に関する議案が審議された。市長は現委員の任期満了を受け、山内桂子氏の引き続きの推薦を行った。これも委員会付託なしで可決された。
日程第4として、工事請負契約の締結が議題に上がった。契約金額は約1億9,855万円で、見附駅周辺整備事業に関わるものである。松崎亨総務課長は、契約方法および内容について詳しく説明した。入札の結果、落札者がいなかったため、随意契約とした経緯についても言及。
大坪正幸議員は資材の価格上昇を問題提起し、工事の完了時期に不安がないかと質し、企画調整課長は態度を保留しつつ、年度内の完了を目指す意向を示した。
最後に、日程第5として30人以下学級の実現を目的とした意見書について渡辺美絵議員から提案、これも全会一致で賛成を得て可決された。議会は全日程を終了し、重信議長により閉会が宣言された。
見附市議会は、今後も市民の意見を反映した施策の推進に努める姿勢を示している。