今回の見附市議会では、新型コロナウイルス蔓延に伴う医療体制の強化と、地域開業医の現状について議論が進められた。特に、市立病院と開業医の両方が直面する課題については、多くの議員からの指摘があった。
市内の開業医に関しては、医療物資の配布が行われ、必要なサポートが確保されている状況にある。
しかし、開業医の受診者数は減少しており、感染への不安が影響していると考えられている。厚生労働省の呼びかけにより、医療機関の支援策は今後の重要な課題であるため、地域住民に必要な医療が提供できるように確実な支援が求められている。
また、2018年・2019年度の市立病院の外来・入院患者数は減少傾向にあり、特にコロナ禍においては前年同月比での大幅な減少が確認された。具体的には、5月において外来患者が24.1%減少した。
更なる影響を受ける中、市立病院では円滑な医療を維持するための工夫が求められている。医療体制の維持に関しては、休暇取得者8名の状況を含め、各専門職が補填されており、医療の提供が持続される。しかし、コロナウイルス感染がもたらす影響が続く中で、地域医療を支える体制やバックアップの重要性が問われている。
繰り返しの感染波も考慮され、医療従事者の健康やストレスへの配慮が必須であると認識されている。市としての経営努力だけでは、未来のコロナ感染症対応や医療崩壊を防ぐことは難しいと考えられ、想定以上の支援を求める声が大きくなっている。今後の国の財政的支援も見届けつつ、市立病院に必要な資源を投入する道筋を整えることが期待される。
最後に、学校への給湯器設置については、手洗いの励行が今後の教育システムの中で重要視されており、改めて具体的な機会を見越した整備が求められる。新型コロナウイルスに対する手洗いの徹底が大切であるため、規模拡大なども合わせて検討していく見通しである。