令和3年第3回見附市議会定例会が開かれた。
本会議では、複数の議案が一括して審議されている。
特に、見附市議会議員及び市長の選挙ポスター掲示場設置に関する条例の一部改正が話題となり、その必要性が議論された。市民に向けた透明性や公平性の観点から、選挙運動の状況をより明確にすることが期待されている。
また、見附市手数料条例の改正も併せて審議された。渡辺美絵総務文教委員長は、関連する委員会での慎重な審査の結果、関連議案は妥当と判断し、全員一致で可決されるべきとの報告を行った。これは市のサービス向上に向けた重要な施策として位置づけられる。
続いて、令和3年度見附市一般会計補正予算が説明され、その中で新型コロナ関連の補助金制度についても意見が交わされた。地域経済課長の曽我元氏は、補助金の受給対象業者の理解を示す必要性について述べており、地域経済の支援が求められる。
決算特別委員会からは、令和2年度見附市の一般会計歳入歳出決算の認定が報告された。これには様々な特別会計も含まれ、歳出の適正化や財政健全化が重要なポイントとなっていた。委員からは妥当と認められたという。
教育委員会委員の任命にも目が向けられ、久住時男市長から新しい教育委員に推薦された齋木可奈子氏の経歴が紹介された。市内学習塾の設立により地域の教育に貢献している実績が強調され、適任とされる。
さらに、コロナ禍における私立高校生の支援のため、私学助成を増額する意見書の提出が承認された。渡辺美絵議員は、現行制度の課題とそれに対する支援の必要性を訴え、多くの議員から同意が得られた。これにより高校生の学びの保障が求められ続ける。